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自動販売機と環境?

「Co2見える化 井戸端会議室」では、早稲田環境研究所の研究員が身近な環境問題やCO2削減について、ご説明します。今回は「自動販売機と環境?」担当は"まつお"です。

最近はエコが流行っていて、エコバッグや、エアコンの設定温度を上げるなどの家庭で出来る省エネ、あとはハイブリッド車などが注目されていますね。シロクマランドに参加している皆さんのなかにも、このような環境のことも考えた行動をしている方がいらっしゃるのではないでしょうか このように、身近には環境のために変われる部分が沢山あります。今回紹介するものは、ご家庭で簡単に取り組めるものではないのですが、それでも身近に感じていただけるもの...自動販売機(自販機)についてです。

自販機は街の至る所に設置されていて手軽に24時間利用できるので、世の中に広く浸透しています。ただ、その反面、ポイ捨てによるゴミ問題やエネルギーの問題など、環境に関してはさまざまな問題を抱えています。 エネルギーについては、自販機1台で、一般家庭1世帯の約70%もの電力を消費しているともいわれています。 また、2001年の日本の自販機全体の年間消費電力量は約74億kWhです。一方、日本の原子力発電の主力である110万kWhの原発1基分の年間発電量は約96億kWhといわれており、これと比較した場合、自販機の年間消費電量量は原発1基分の約80%に相当します

さて、今日本にある自販機の64%が飲料用自販機です。また、2001年の自販機の年間総消費電力量(約74億kWh)の約90%を飲料自販機が占めています。


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自動販売機の用途別割合


このような背景から、自販機メーカーでは飲料自販機を対象とした省エネ技術の開発が盛んに行われていて、自販機1台あたりの消費電力量は1994年と比較すると2002年には62%削減されています。その例を、何回かに分けて取り上げていきたいと思います。

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自販機の消費電力の推移



早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
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